4/5(月)-4/11(日)初めての当直

4/5

記念すべき初めての当直があった。いったいなぜ医師3日目で当直が始まるのか、明らかに早すぎだと考えもあったが受け入れることにした。

結果的に呼ばれたのは3件で、全て指導医の陰で見学するだけだったのでよく言えば楽だった。悪く言えば実践することができなかった、経験を積むことができなかった。

まぁある意味これから当直に慣れていこうねてきな軽いジャブになってくれた1日であった。

4/6

当直明けだった。昨日からさかんに当直があることをアピールしていたので、今日が当直明けであることを指導医が把握していた。そのため午前中で帰宅することができた。自分の病院は当直明けに帰れるかどうかが、科次第というように見学で聞いていたので自分は帰ることができてラッキーだな、と思った。指導医の先生は優しかった。

当直明けで早く帰れたからといって特にやることもなく家で4時間ほど昼寝して時間を溶かした。

4/7

何時も付いている指導医の先生が外勤に出かけたため、本日は違う先生と過ごした。関東に出てきてよかったなぁと思うのは、関東の人間がどのような受験生活を送ったのか、受験に対してどのような心持でいるかを学べる点だと思う。たとえばずっと田舎で暮らしていたら、開成や灘の生徒がどのような生活を送ったのか知る機会もないだろう。その点1度関東に出てしまえば、様々な人がいるため見聞を広げることができる。上京のメリットの内の1つは恐らくこれであろう。

4/8

1日中オペ室にこもっていた。ずっと同じ先生といるせいか、話題も尽きていてむこうも困っているような感触がある。自分も会話に消極的な姿勢であるため良くないとは思うのだが、初期研修医の分際でベラベラ喋るのもうぜぇし、アナムネでコミュ症発揮しているのに休み時間に饒舌になったらそれはそれでキモイので、自分は一貫しておとなしめのキャラを貫いている。

4/9

やっと1週間が終わった。カルテの使い方も徐々に慣れてきて、とはいえ他の同期よりも劣っているのだが1週間たつと少しは仕事の能率があがるものである。果たして自分が貢献できているのか分からないが、初期研修医としてのノルマをひたすらこなせるように日々生きている。

4/10

2回目の当直があった。この日も結論から言えば暇だった。自分の病院は改めてハイポだと感じた。ハイポすぎて3年目どうなってしまうのか一抹の不安も覚えるのだが、ぶっちゃけハイポ科に進むのでそれほどハンデを背負うこともないのかなと考えたりする。